染色いろいろ

染色の世界へようこそ

染め物といわれてまず思い浮かぶのは、草木を煮出して抽出した液で染める”草木染“でしょうか。
しかし現在の染色のほとんどは、化学合成された染料で染められています。
伝統工芸である型絵染めなどで用いられる染料も、多くは化学染料(や顔料)です。
発色が鮮やかであったり、自然界の染料に比べて退色に強いというメリット、入手のしやすさなどが主な理由でしょう。
そんなご時世でも、自然界の様様なものが混ざり合った、深い色合いはやはり草木染ならではのものであり・・・

染色と科学

「染まる」、とはどういうことなのだろう
「草木染め」って洗うと落ちる?

普段はあまり考えない、「染色とは何か」を、すこーし科学的にとらえてみませんか?

色が染まる仕組みが多少なりとも理解できれば、昨今のおばちゃん中心”染めもの教室”の世界も、ちょっとは変わるんじゃないかと期待して作りました(ぶっちゃけ男性人口を増やしたい)。
個人的に調べた範囲内なので間違いもあると思いますが、ご参考になれば幸い。あくまで初心者向けです。

2010年1月、富士宮市の富丘公民館での草木染教室で用いました。
(未だ書きかけ)